航大受験備忘録

先日、航空大学校3次試験を受けてきました。

 

宮崎には南国で暖かいイメージがありましたが、この時期は東京とさほど変わらず寒かったです。

 

試験前日入りし、午後1時頃に宮崎空港に着きました。

天候は曇り。風が強く、着陸前には機体がよく揺れましたが、無事到着しました。

 

ホテルは宮崎駅前のホテルを利用しました。

早めの到着にも関わらず、親切にチェックインさせてくれました。

 

テルチェックイン後はホテルのロビーで友人と待ち合わせ、最後の面接カードチェック、

操縦適性検査のおさらいなどをしていたら、あっという間に夜…

 

夜には宮崎名物、地鶏の親子丼をいただきました。

本当は地鶏のたたきも食べたかったけど、あたると怖いなってことでパスしました泣。

 

さてさて、試験当日です。

宮崎駅から航空大学校へはタクシー🚖で。行き先は「航空大学校正門」

航大生も、よく学生寮からタクシーを利用するらしいので、正門とはっきり伝えましょう。

また、台数は限られているので予約しておくと良いです。

片道大体1600円くらいだったかな…

 

航空大学校到着後、入り口で受付を済ませ、入り口左手の受験生待機室に通されます。部屋にはイスが20席程度並んでいました。

この部屋に荷物などを置いておけるので、スーツケースなどをホテルに預けずに持ってきても大丈夫👌

 

大体30分前には全員集合して待機していました。9時30より教務課の方の引率で面接会場、操縦適性検査会場の場所を確認しに行き、そのまま適性検査の説明を3階の教室で受けました。

 

説明が終わったら全員で一度待機室に戻りました。その後10時30より、面接2人、検査2人ずつ各自時間になったら向かいました。その他の人は待機室で待機。

僕は面接、適性検査ともに午後だったので、午前中はずっと待機室でした。

 

面接、検査から帰ってきた人はみんな気さくに「面接ではどんなことを聞かれたか」や「操縦はどこがどのように難しかった」など情報共有してくれました。

 

試験にも関わらず、自分の失敗、経験を次の人に共有する。1人で受かるんじゃない、みんなで受かろうというチームワーク的なものが芽生える。

ここが、他の試験と航大の試験の一番違う良いところ。

 

 

学生寮でお昼を頂いて…

 

ついに午後です。

面接は二階の教室。面接官3人と約25分間。あっという間でした。

質問になんとか答えようと必死だったからか、何聞かれたかなんて終わったらほとんど忘れてました笑。

詳しくは今度記事にします。

 

 

次は適性検査です。

来年からは航大で使う機種がシーラスになるため、今年度より適性検査もシーラスSR22で行われました。

最大の特徴は操縦桿が片手操作になること。

なかなかに難しかったです。

練習時間3分、休憩などを挟んで、全部で30分程度でした。

持ち物に、ジャンバーと書かれていましたが、FTD室は暖かく、必要なかったです。

 

試験終了後は終わった人から解散ですが、

みんなが終わるのを待って、タクシー割り勘して空港に向かいました。最後の人で16時近くになるので、当日帰るのであれば、飛行機は19時以降などの最終便が良いかもしれませんね。

 

最終便まで余裕があったので空港で打ち上げ会しました。その日の受験者ほぼ全員で行ったんじゃないかな…

とにかくみんな良い人。

 

帰りの便では離陸前から爆睡💤

着陸(羽田)で目が覚めました笑

 

 

 

7月から約半年間長いようで、あっという間でした。

 

パイロットへの第一歩、「航空大学校受験」

今までにない新鮮な体験でした。

 

 

今後、諸々の話を楽しみに…✈️

 

それではまた!

 

 

 

 

2020/1/22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOEIC 100hで200点以上UPした勉強法

今日は、100時間でTOEIC スコアを200点以上伸ばした勉強法を紹介しようと思います。

 

私は、英語が苦手で理科系に進学した、ただの大学生(化学系)です。

素晴らしく高いスコアを持っているわけではありませんが、同じくらいのスコアで悩んでいる人の多少の手助けになればと思い、これを記事にしました。

 

 

今や、多くの記事でTOEIC の勉強法は書かれていますが、

 

ここでは、

「スコア提出まで時間がない!」「少しでも点数を上げて履歴書に書きたい!」

 

という人に向けた、

短期でスコアを上げることを重視した勉強法を書いていきます。

 

 

それでは行きます!

 

  1. 3ヶ月、100時間でTOEIC 595→800

  2. TOEIC のスコア≠英語力

  3. 使用した参考書

  4. 100時間の勉強でTOEIC200点以上アップした勉強法

 

 

 

 

1. 3ヶ月、100時間でTOEIC 595→800

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私が今年の4月に受験したTOEIC (L&R)のスコアは、

Listening 415

Reading 385

合計800/990

でした。

その3ヶ月前、、、

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Listening 320

Reading 275

合計 595/990

 

この3ヶ月間は、大学の勉強や、航空大の勉強もしており、TOEIC の勉強には、100時間程度しか割くことが出来ませんでしたが、

 

3ヶ月で205点スコアを伸ばすことができました。

 

 

2. TOEIC のスコア≠英語力

 

私がTOEIC の勉強をしてみて感じたのは、TOEIC ができることと、英語力があることは完全にイコールではないということです。

 

もちろん、英語の基礎力はTOEIC でスコアを取るために必要です。

しかし、TOEIC でより必要とされるのは、限られた時間で多くの情報を処理する力、2時間持続する集中力です。

 

3.使用した参考書

 

私が、TOEIC の勉強に使用したのは次の参考書です。

 

TOEIC 公式問題集1.2.3.4          IIBC

 

 

流石の公式問題集。

1回目に1.2.3.4のテストを解いた時、その正答率はあまり変わりませんでした。

問題のレベルがここまで合わせられてるなんてスゴい!

また、他のTOEIC 問題集とは異なり、公式問題集のリスニングは本番と同じ人の声が収録されています。

 

TOEIC L&R TEST 金のフレーズ   TEX加藤

 

通称、「金フレ」ですが、

公式問題集と見比べると、この本で見かける単語がゴロゴロ。

怖いくらい出てきます。

 

TOEIC  L&Rテスト

文法問題でる1000          TEX加藤

 

公式問題集の文法問題より少しレベルが高いんじゃないかな?

 

と感じましたが、文法が苦手な人が量をこなすには最適な参考書です。

この本に出てくる単語も金フレや公式問題集とかぶりまくりです。

 

4.100時間の勉強でTOEIC200点以上アップした勉強法

 

TOEIC に費やした100時間は↓

 

公式問題集…64時間

でる1000…20時間

金フレ…残りの時間

 

まず、公式問題集の使い方です。

公式問題集には、1.2.3.4にそれぞれ2回分ずつ問題が載っています。

 

まずは、本番と同じ通りに時間を図って解きます。

途中で答えが気になって答え合わせをしたり、携帯を見たり、トイレに行くなどしては行けません。

 

ここで大切なのは、2時間しっかり問題と向き合うと言うことです。

単なる問題演習がここでの目的ではありません。

この勉強では2時間集中する力を鍛えるのが主な目的と言っても良いでしょう。

 

普段の勉強で2時間集中できない人が本番で2時間集中できるわけありません。

 

初めはこれがとても辛かったです。

 

解いても合ってるかわからない、

答え合わせしようかな、

解いても解いてもまだまだある、

早く解かないと多くの問題に手をつけれない、

ちょっと休憩しようかなetc…

 

しかし、この2時間を辛抱し、問題に向き合うことで着実に集中力をつけることができるでしょう。

 

慣性の法則

 

です。

初めは辛くても、次第に慣れていき、いずれは自信につながります。

 

2時間確保するのが難しいときは、せめてリスニング100問、またはリーディング100問だけでも時間を計って解くと良いです。

 

 

次に、問題に取り組む上で重要なのは、

たくさん正解することではなく、時間内にどれだけ解けて、どれだけ正解したのか、正しく自分の実力を知ることです。

 

しかし、単なる正答率ではつまらないと言う人(私もです。)は、実際の換算スコアを出してみましょう!

 

TOEIC 公式問題集には換算スコア表がありますが、そのスコアはアバウトで200点くらいの誤差幅があります。

 

知っている方もいるかもしれませんが、自分は次の換算方法を使って、問題演習のスコアを出していました。

Listening   495-(間違えた問題数-4)×5

Reading    495-(間違えた問題数-2)×5

 

これにより、スコア化して、自分のレベルを知ることができるため、モチベーションにつながりました。

 

問題を解き、採点を終えたら次に復習です。

復習は各テストにつき、1〜2時間取りました。

 

1回目は、間違えた問題を見直すのではなく、すべての問題を見直しました。

リスニングは本文を見ながら聞き直します。

リーディングは本文を精読し、解答の根拠を一つ一つ明確にしました。

 

 

 

各2回、4冊合計8回の模試を2周する事で、問題傾向、時間配分を習得できるはずです。

 

 

金フレは3ヶ月間、移動時間などのすきま時間を利用して、1日20分程度で「薄く広く見る」を繰り返していました。

私が実践した単語帳の使い方などは機会があれば紹介します。

 

でる1000については、公式問題集のパート5.6が6割程度しか取れていないようであれば使ってみると良いかもしれません。

 

 

以上が、私が、スコアを200点あげたときに行った勉強法です。

自分もまだまだスコアを上げるために勉強途中ですが、

この記事を少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOEICを受けてきました

こんにちは。

今日はTOEIC(IP)テストを大学で受けていました。

半年ぶりのTOEICでしたが、

 

やはり、しばらく問題に触れていなかったためか、うまく行きませんね💦

 

リーディングは、最後まで問題に目を通しは出来たのものの、自信のない解答がチラホラ…

てか、ボロボロ…

 

出来はあまり良くなさそうです。

 

継続的な英語の勉強しないとなぁ。

 

ここで気合を入れ直して、また挑戦します!

 

2019/11/16

 

 

 

 

 

 

1次試験対策~総合1~

こんにちは!

今回の記事は、航大の1次試験のうち、総合1の対策について書いていきます。

記事の内容は以下の通り!

総合1の概要

まず総合1の出題形式ですが、2020年航空大学校募集要項には次のように書かれています。 

「操縦士として必要な判断・処理能力(計算処理、空間認識、確率、資料の読み取り等)及び自然科学の基礎的知識についての試験をマークシートにて行います。」

 

 試験時間は50分、問題数50問(1問2点)で、配点は100点です。

 

この総合1、過去問は公開されず、試験終了後に問題冊子も回収されてしまうので、「何が出るのか受けてみないとわからない」という対策のしづらい科目です...

 が、問題はSPIやGAB/CABといった適性検査に似ているといわれています。

 

 

🤥じゃあ、市販のSPI、GAB/CABの対策本で対策できるじゃん!

 

そう、できます。

しかし対策する上で注意点があります。

このブログをみてくれたみなさんには、限られた期間で質の良い対策を行ってほしいのです。

 

では出題内容、行ってみよう!

出題内容

 

2019年総合1で出題された問題は覚えている範囲で、

 

      • 時差の問題
      • 表の読み取り問題
      • 仕事算
      • 濃度計算(塩水計算)
      • 数列
      • n進法
      • ベン図
      • さいころなどの展開図問題
      • 確率

などが出題されました。

時間をかければみんな解ける問題が多かったと思います。

では、この試験で差がつくのは何なのか?

 

それは時間です。先述した通り総合1は問題数50、試験時間50分、時間内にすべて解ききるには1問1分で解かなくてはなりません。

 

 

ではこれに対応できる力を身に着けるには?

 

 

総合1対策

 

対策する際、ただ問題集を解くのではなく、

 

「圧倒的スピードを身に着けること」

 

これが重要になります。「総合1はみんなが時間が足りないし、出来も一緒くらいだから差がつきにくい」なんて言われていますが、総合1で高得点を取ることができれば、平均点付近に分布している集団と大きな差をつけることができます。

 

自分が使用した問題集は、

      • 「CAB・GAB完全対策2021年度」(実務教育出版)
      • 「本気で内定!SPI&テストセンター1200題」(新星出版社)

です。

GAB/CAB対策は参考書にある目標回答時間を用いて、解いていくとよいと思います。限られた時間で解くことで、本番でもその手の問題(さいころ問題など)に時間をかけずに済むようになるでしょう。

 

総合1対策としてはGAB/CABの対策本の分野全てをやる必要はないと思います。

本を手に取ってもらえればわかりますが、GAB、CABは多くの分野に分かれています。

 

総合1対策としては

 

CABの法則性、命令表、GABは計数の分野を対策するので十分です。

CABの暗算や、暗号、GABの言語からは出題されません。

就活と並行したい方は全てやるのが良いと思います。

 

次にSPIです。ここでも総合1には出題されない分野が多くあります。

取捨選択し、効率的な対策を行いましょう!

SPIは、非言語問題の推論以外の分野を対策してください。

非言語問題の推論以外とはつまり、

 

割合と比、仕事算、順列、確率、損益算、料金割引、代金精算、速度算、集合、表の解釈、特殊算、情報の読み取り

 

です。

どれも中学の数学や小学校の算数で習ったようなものばかりですが、

これをどれだけ素早くたくさん解けるかが勝負になります。

日々、時間を意識して演習をしましょう。

問題数をたくさんこなしたいという方は

 

「SPI&テストセンター1700題」ナツメ社

 

も良いと思います。

自分はSPIの参考書で上に記した分野を約1000問演習しました。

(大丈夫です1冊に1000題くらいあるので、それを一周しただけです)

 

本番の点数結果は春先の開示でお伝えします!

 

このほか2019年は物理と高校数学から出題されていました。

 

高校数学2Bからは数列が出題されています。2019年は等比数列の和が問われました。

2Bの数列の基礎事項を確認しておくと良いでしょう。

 

物理からは、電気回路、力学の問題が出題されました。

これは、総合2の対策を行っていれば心配ないです。(総合2については別の記事で書きます)

 

さらに、2019年は時差の問題が出題されました。

これは予想してなかった…

 

経度の違いから時差を出す簡単な問題ですが、±どちらか不安な方は確認しておきましょう。

 

 

試験本番

 

本番では、解けなさそうな問題、時間がかかりそうな問題はどんどん飛ばして行きましょう。

配点は難易度関係なく全部2点です。

 

CABの分野の問題はなるべく時間をかけず、処理して行き、表の読み取りや、計算問題に時間をかけて行きましょう。

 

最後に、焦りすぎないことです。

 

🤔あんだけスピード大事って言ったじゃん!

 

ごめんなさい。ですが、焦ってパニックになってしまうのが一番恐いことです。

 

総合1の試験は、問題全てを解き切らせようとしていないと思っておいてください。

試験時間、問題に対して短すぎですから(笑)

 

 

 

以上、今回は総合1対策についてでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

航空特殊無線技士 合格発表

こんにちは。

 

本日(11/14)、先月受験した航空特殊無線技士の合格発表でした。

 

受かっててくれェェーーーー

 

結果は…

 

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合格!!!

やったぁ✌︎('ω')✌︎

 

航空無線特殊技士は、航空大学校入学後、フライト過程に進む際、必須になります。これがないと途中で退学😱

 

しかし、これの上位資格にあたる、航空無線通信士を取得出来ていれば航空無線特殊技士は必要ありません。

 

 

🤔じゃあ、なんで航空無線通信士を取らなかったの?

 

 

実は航空無線通信士の試験日は毎年、2月と8月であり、試験を受けようと思った時、既に今年の試験は終わっていました(泣)

申し込み締め切りは試験日の1、2ヶ月前です。

 

一方で航空特殊無線技士の試験日は2月、6月、10月の年3回あります。

 

航空特殊無線技士でも、取得できていれば航大の3次面接で多少アピールできるかなということで受験しました。

 

 

来年以降、航大受験を考えている方、航空無線通信士の資格は受験前に取得しておくと良いと思います。

 

日本無線協会 ↓下から航空無線通信士航空特殊無線技士の申し込みができます。

 

http://www.nichimu.or.jp/

 

 

では、また!

 

パイロットになりたい

パイロットを目指し、航空大学校を受験しています。

2次試験Aを通過することができた今、受験の近況報告や今の気持ちを投稿することで、自分の気を引き締めていこうと思い、ブログを開設しました。

 

今後は、同じくパイロットを目指す人に役立つような受験体験談を投稿していく予定です。

これから先よろしくお願いします。